子どもたちが小さかった頃は、落ち着いて買い物をしたことはなく、衣類や身の回りのものはもっぱら通販で
した。今となってはただ懐かしいだけですが、あの頃は多分、大変な思いだったのでしょう。
もう一つ大切にしてほしいのは、子どもらしい生活を保障することです。
よく遊んで、よく食べて、たっぷりと睡眠をとる。これがすべての基本です。
小児科医を20年近くやっていて、不安なことが増えてきました。
食については以前も書いた通りです。遊びに体を使わなくなってきました。
幼児早期からのビデオ漬け、以後のTVゲームへののめり込みです。
夜更かしの子が増えています。
幼児は8時には寝かせてほしいのですが、コンビニや街の雑踏の中に見かけることも少なくありません。
それは「個人の都合」で片付けてはいけないことです。
体を使って遊ばなかったり、乳幼児期に睡眠・覚醒リズムが異常になったりした時には、将来対人関係や行動上の問題を起こしやすいという研究結果が出ているからです。
「7歳までは神のうち」という言葉があるそうです。
7歳頃までは子どもの生命は危ういものであり、まだ完全には人間社会のものではないという意味でしょうか。
七五三を祝うのも、命の節目を無事越えられたことを神様に感謝する意味があったことと思います。
自分で身を守ることができるようになるまでは、親は全身全霊をかけて、生まれてきた子どもを守るべきであると言われているような気がします。皆さんはいかがですか?